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歴史街道
◆第415回『夢とロマン溢れる「とみす金の道プロジェクト」』(令和7年3月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
姫路市北部の山間にある「富栖(とみす)の里」は大正から昭和時代にかけて栄えた“富栖鉱山”の坑道跡をそのまま利用した坑道ラドン浴が楽しめる日本唯一の施設です。現在この施設を拠点に『とみす金の道プロジェクト』が進行中で、“富栖鉱山”の歴史を広く発信しようとしています。番組では、人々に忘れ去られた“富栖鉱山”の歴史に迫ります。
◆第414回『未来に残す-文化財修復の今-』(令和7年3月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
令和4年(2022)3月、奈良県天理市にオープンした「なら歴史芸術文化村」。奈良の歴史や芸術、文化を見て触れて体験できる複合施設です。建物は4棟で構成され、中でも注目すべきが、「文化財修復・展示棟」です。仏像等彫刻、絵画・書跡等、建造物、考古遺物の文化財4分野の修理作業現場の工房を備え、作業の様子を通年公開しています。単に見学するだけではなく体験コーナーやイベントも開催され、文化財修理の今に触れることのできる施設です。今回は「なら歴史芸術文化村」にスポットを当てご紹介します。
◆第413回『播磨「オポナカ」古代の村』(令和7年2月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
兵庫県加古郡播磨町には、弥生時代後期から古墳時代初頭の代表的な遺跡「大中遺跡」があります。1962年(昭和37年)、町内に住む3人の中学生によって発見されました。現在では「播磨大中古代の村」として整備され 地域の憩いの場として親しまれています。古代の人達はこの地で一体どんな生活を営んでいたのか? 発掘された出土品の数々から、彼らの日常や文化を少しのぞき見してみましょう。
◆第412回『肉の横綱 伊賀牛の歩み』(令和7年2月前半)
制作:アドバンスコープ
三重県の名産のひとつ、“肉の芸術品”として全国にその名が知れ渡る『松阪(まつさか)牛(うし)』。“美し国三重”には、この松阪牛に勝るとも劣らない肉の横綱といわれる『伊賀(いが)牛(うし)』があります。今回番組では、伊賀市・名張市で受け継がれてきた もうひとつの三重のブランド肉、『伊賀牛』の歩みをご紹介します。
◆第411回『新年に願いを込めた大注連縄』(令和7年1月後半)
制作:テレビ岸和田
岸和田市内には、奈良県桜井市にある大神神社の分祀である照友神社があります。昭和29年から岸和田市内では、照友神社の関係者でつくる「照友会」のメンバーらが大神神社に奉納する大注連縄を製作しています。大注連縄は大きいもので長さが1本8メートルにもおよびます。番組ではこの大注連縄作りを中心にご紹介します。
◆第410回『絵馬に願えば』(令和7年1月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
日本では願いを書いて、また願いがかなったお礼として神社に奉納する習慣のある絵馬。そんな絵馬ですが、願い事だけではなく感謝の気持ちや世の中に対する思いなどを様々な方法で表現し、奉納するという使われ方もあります。今回は昔から受け継がれてきた絵馬の様々な使われ方についてご紹介します。
◆第409回『「八東川にまつわる治水家のお話」鳥取県八頭郡八頭町』(令和6年12月後半)
制作:全関西ケーブルビジョン
八東川は、鳥取県と兵庫県の県境である戸倉峠を源に一級河川千代川に注ぐ支川です。河川に沿って帯状に耕地がひらけており、それらを取り囲むように山地が分布するこの地域は古くから農林業が盛んで、現在も稲作を中心に梨・柿などの果樹栽培も盛んに行われています。川の中流区間には、「徳丸どんど」と言われる自然滝があり、景勝地として親しまれています。今回はこの八東川にまつわる江戸時代の治水家についてご紹介します。
◆第408回『熊野古道 伊勢路「曽根次郎坂・太郎坂」を歩く ~世界遺産登録20周年を迎えて~ 』(令和6年12月前半)
制作:ZTV
2024年7月7日、熊野古道が世界遺産に登録されて20周年を迎えました。伊勢路は伊勢神宮からはじまり、熊野三山へと向かうルートです。いくつもの峠道の中から今回は、熊野市文化財専門委員長を務める三石学さんと「曽根次郎坂・太郎坂」を歩きます。景観や歴史から現代人が何を感じるのか、現在も多くの人々が歩く熊野古道の魅力にせまります。
◆第407回『町中で出会えるお地蔵さん 』(令和6年11月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
皆が親しみを込めて呼ぶお地蔵さん。町の辻や道路ぎわ、墓地など色々なところでお地蔵さんが私たちを見守っています。番組では、地蔵信仰の歴史をひもときながら、伊賀の町中にあるお地蔵さんに会いにいきます。
◆第406回『琵琶湖疏水 京都復興の軌跡を巡る 』(令和6年11月前半)
制作:J:COM
京都と大津をつなぐ奇跡の水路、「琵琶湖疏水」。 それは明治期に成し遂げられた一大事業でした。第1疏水完成後、大都市として更なる発展を目指し、「京都市三大事業」として、第2疏水の建設に着工します。京都の街と人々に多くの潤いと活力をもたらした琵琶湖疏水。近代京都の基盤をつくった、偉業の数々を紹介します。
◆第405回『瑞雲山常福寺を訪ねて』(令和6年10月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
兵庫県姫路市香寺町にある瑞雲山常福寺は、江戸時代に建てられた黄檗宗の寺院で 中国風の楼門と本堂が美しく、キリシタン灯篭や裏山から出土した瓦製の阿弥陀如来坐像など貴重な文化財が残っています。また、今年6月に樹木の伐採作業をおこない、往時の姿に蘇った方丈庭園は兵庫県屈指の日本庭園として知られています。番組では美しい寺院建築と庭園、文化財の数々をご紹介します。
◆第404回『足下を支える奈良の産業』(令和6年10月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
奈良は靴下やサンダルなど、履物産業が盛んな地域です。靴下の歴史は、江戸時代の初めから農家の副業として木綿や絣(かすり)を生産し、靴下を作り始めたのがきっかけと言われています。このたび2025年大阪・関西万博のスタッフユニフォームにおいて、奈良県内の企業がつくる靴下が採用されました。また、足の甲だけを覆うつっかけタイプの「ヘップサンダル」は、ご近所履きとして古くから愛用されてきましたが、このサンダルも時代の流れとともに進化し続けています。今回は履物の産地、奈良の足下産業をご紹介します。
◆第403回『兵庫県加古川市のくつ下文化』(令和6年9月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
加古川市の靴下製造は130年の歴史があり、現在も市内で多くの製造工場が稼働し海外製品に負けない高品質な靴下を送り出しています。そうしたなか、今年度からは更に販路を広げるべく新たな取り組みを展開されています。全国へ羽ばたこうとしているメイドイン加古川の製品をご覧ください。
◆第402回
『名張青山歴史街道をゆく~知られざる戦時下の報道写真ニュース~』(令和6年9月前半)
制作:アドバンスコープ
人々の暮らしが戦争と共にあった激動の昭和初期。全国の工場や学校などの掲示板には、遠い海の向こうで繰り広げられる戦の様子などを伝えた報道写真がありました。今回の歴史街道は、第二次世界大戦中 国策として報じられた報道写真「同盟写真特報」から、知られざる戦争の記憶をご紹介します。
◆第401回
『岸和田城 城下町を巡る』(令和6年8月後半)
制作:テレビ岸和田
江戸時代、参勤交代路として街道整備が急速に進んだことで、岸和田は城下町として賑わいました。岸和田城の城下町として栄えた市街地周辺には、当時の面影を残す街道や城の鎮守として崇められた神社など多くの歴史スポットがあります。今回は「岸和田だんじり祭」の開催を目前に控えた岸和田城の城下町の様子をご紹介します。
◆第400回
『水とともに生きるまち大阪~大阪市下水道科学館~』(令和6年8月前半)
制作:ベイコミュニケーションズ
近年、豪雨による浸水や、排水による海洋生態系への影響など、下水道そして下水処理施設の重要性が再認識されています。古くから下水道が整備されていたまち「水の都 大阪」。今回は大阪市下水道科学館を訪れ、大阪の街における下水の歴史、また現在の下水がどのように処理され環境が守られているのかをご紹介します。
◆第399回
『「浦嶋神社」京都府与謝郡伊根町』(令和6年7月後半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
「浦嶋神社」は京都府与謝郡伊根町にある“浦島太郎”発祥の社です。日本最古の正史「日本書紀」にはこの地の浦嶋伝承が記され、その伝承は今なおこの地に脈々と受け継がれています。また境内には玉手箱をはじめ、物語の様子を描いた絵巻などが大切に保管されています。番組では「浦嶋神社」に伝わる浦嶋伝承や貴重な文化財等をご紹介します。
◆第398回
『急峻な峡谷が観光スポットに!~嵯峨野トロッコ列車の軌跡~』(令和6年7月前半)
制作:ZTV
年間利用客約100万人!今や関西屈指の観光列車と言われる『嵯峨野トロッコ列車』。
京都の嵐山と亀岡を結ぶ『嵯峨野トロッコ列車』は四季を通じて、保津川渓谷の美しい自然が楽しめる観光客に人気の列車です。トロッコ列車の鉄路は、1899年に開業した『京都鉄道』の廃線を利用して運営されていますが、実は当時、急峻な保津峡に鉄道を通すために幾多の困難がありました。
◆第397回
『初春の伊賀 豊かな暮らしを願うカンジョウナワ行事』(令和6年6月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
伊賀地域には、初春に災いを避け地域の豊かな暮らしを願うカンジョウナワ行事が伝わっています。村境の道や川に大しめ縄を掛けわたし、病や悪霊を退散させるものです。番組では、その分布や形をご紹介します。
◆第396回
『明治の偉業・琵琶湖疏水ものがたり』(令和6年6月前半)
制作:J:COM
京都と大津をつなぐ奇跡の水路「琵琶湖疏水」。それは明治期に成し遂げられた一大事業でした。先進の技術を取り入れ、未来の京都のために建設された琵琶湖疏水。このプロジェクトがどのように計画・建設されたのか、琵琶湖疏水記念館の展示を通してご紹介します。
◆第395回
『わずか四半世紀の歴史、播電鉄道』(令和6年5月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
鉄道黎明期の明治時代、兵庫県下で2番目の電気鉄道で前身の龍野電鉄が開業。軽便鉄道としては高規格の標準軌道で網干港から新宮町まで約17kmを結び、貨物や旅客輸送で活躍しました。しかし開業から四半世紀で廃線。昭和初期に姫路から線路を延ばした姫津線(現在のJR姫新線)の開通が大きな要因となりました。今回は、今も残る数少ない遺構と歴史をご紹介します。
◆第394回
『わずか9年 幻の大仏鉄道』(令和6年5月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
今から約130年前、現在の木津川市加茂町と奈良市を結ぶ9.9kmの路線が存在しました。東大寺大仏殿の最寄りである大仏駅を終着駅とした「大仏鉄道」です。しかし運行は、わずか9年で廃線となり、営業期間が短く当時の資料も乏しいことから、いつしか「幻の大仏鉄道」と呼ばれようになりました。番組では、急勾配を駆け抜けたとされる色鮮やかな深紅の蒸気機関車「電光(いなづま)号」の再現CGと共に、遺構を巡りながら遥か昔の鉄道浪漫に想いを馳せます。
◆第393回
『加古川の食肉文化について』(令和6年4月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
加古川市では兵庫県内で産まれた但馬牛のうち、市内の農家で育てられた牛を地元ブランド
「加古川和牛」と呼んでいます。まちでは古くから食肉文化が根付き、
数多くの精肉店や焼肉店が立ち並んでいます。
番組では改良を重ねて作り出された加古川のブランド牛と食文化についてご紹介します。
◆第392回
『石を刻む歴史 名張の石工』(令和6年4月前半)
制作:アドバンスコープ
城壁や橋梁など古くから建築に使用されてきた石は、人々の生活の中に様々な用途で使われてきました。
なかでも神社仏閣をはじめ仏像や灯籠、道標などは、身近な所に点在しています。
そして、これら石造物の多くはその土地で採れた自然石が使われ、
また、そこには石工とよばれる職人が存在し技を振るっていました。
今回は、三重県名張市における石切り場と石工の歴史を探ります。
◆第391回
『熊野街道をめぐる』(令和6年3月後半)
制作:テレビ岸和田
熊野三山の参詣道として利用された熊野街道。
摂津国から和泉国を通り、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社へと続く道です。
平安時代の中ごろから、法皇や上皇などもこの道を通られ、信仰の聖地へ参詣に訪れていました。
岸和田市内の街道沿いには、白河上皇がこの地を訪れた際に、囲碁を囲まれたとされる場所があり、
碁石山・浄行寺の境内に残されています。今回は、熊野街道に残る歴史をご紹介します。
◆第390回
『お金ってなあに?紙をお金として使うには』(令和6年3月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
2024年、日本銀行券が新しくなります。
偽造を防ぐ最先端技術が施されるなど話題になっていますが、そもそも紙がお金として使えるってどういうことなのでしょうか。
今回は西宮市立郷土資料館に保管されている藩札・私札(しさつ)、またそれらに使われた名塩の和紙などを紹介しながら、
紙がお金として使われてきた歴史を知り、あらためてお金の役割について考えます。
◆第389回
『「立野遺跡出土品展」和歌山県西牟婁郡すさみ町』(令和6年2月後半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
「立野遺跡」は和歌山県西牟婁郡すさみ町に所在する遺跡で、昭和51年に発見されました。
平成22年~26年度の公共事業に伴う発掘調査において、弥生時代から中世にかけての多くの重要な遺構が発見され、川跡から大量の木製品や石器、土器類が出土しました。
出土品の一部は「立野遺跡出土品」として平成29年に県の指定文化財に登録されています。
今回はその貴重な出土品等の展示を見ながら、すさみ町周辺地域の古代の歴史に迫ります。
◆第388回
『陶芸家「川喜田半泥子」』(令和6年2月前半)
制作:ZTV
昨年、没後60周年をむかえた陶芸家、川喜田半泥子(かわきたはんでいし)。
「東の魯山人(ろさんじん)、西の半泥子」といわれ、その作品は今なお高く評価されています。
番組では三重県の偉大な陶芸家、川喜田半泥子の歴史をご紹介します。
◆第387回
『徳川家康、人生最大の危機 伊賀越えを推理する』(令和6年1月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
今から約440年前、伊賀の山々を駆け抜け必死の逃避行を試みた男がいました。
徳川家康、当時41歳。後に自ら「人生最大の危機」と語った堺から領地三河に向けての大脱出。
番組では、伊賀越えはどのように行われたのかを探ります。
◆第386回
『幻の都・長岡京~よみがえる歴史と文化~』(令和6年1月前半)
制作:JCOM
わずか10年の間、「長岡京」という都がありました。
文献上だけの幻の都とされていましたが、中山修一氏をはじめとする地域の人々や、
研究者によってその存在が立証されたのです。
大極殿発掘から徐々に明らかとなってきた長岡京の歴史・文化を、向日市文化資料館の常設展示を通して
ご紹介します。
◆第385回
『世界遺産姫路城のもと大名行列を再現!』(令和5年12月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
姫路市では大名行列の再現に向け、衣装や道具の復元、隊列の所作の練習などの取り組みをおこなっています。その成果発表の場となるのが毎年行われる「姫路お城まつり」です。世界遺産姫路城を借景に繰り広げられる歴史絵巻とともに大名行列とは?を詳しくご紹介します。
◆第384回
『旧トンネルを拠点とした地域の活性化事業』(令和5年12月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
経済産業省より「近代化産業遺産」に認定された旧生駒トンネル。1914 年(大正3年)に開通、3、388mをもって生駒山脈を貫通し、大阪から奈良間を最短距離で結びました。その役目の終わったトンネルを利用して、内部の見学ツアーや演奏会などこれまで開催されてきました。さらには気温・湿度が保たれる環境を活かし、新たな商品の生産場所としての活用がスタートしています。番組では、新たな可能性を形にする旧生駒トンネルの内部をご紹介します。
◆第383回
『東播磨とため池』(令和5年11月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
古くから水不足に悩まされた東播磨地域は農業用水の確保のため、各地にため池が点在しています。地域内で最も古いため池は築造から1300年が経過しているとされ、歴史と共に歩むため池は今も東播磨の人々にとってなくてはならない存在です。
◆第382回
『田を潤す矢川隧道~先人はいかに水と共生してきたか~』(令和5年11月前半)
制作:アドバンスコープ
江戸時代、藤堂藩(三重県・津)の命を受け、伊賀盆地では耕作地の開発が進められました。これに伴い田畑に水を引くため、多くの溜池や水路が築かれました。番組では明治のはじめ、農家の人々が苦労して築いた水路の話、名張市矢川(やがわ)に残る矢川隧道(やがわずいどう)・熊岩(くまいわ)をご紹介します。
◆第381回
『地域に根付いた「牛」の文化』(令和5年10月後半)
制作:テレビ岸和田
かつて泉州地域で、生活の中心にいた「牛」。今よりも身近な存在でした。岸和田市内でも古くから「牛」にまつわる文化が残されており、牛滝山や牛滝街道、牛神橋など「牛」が付く名称が数多く残っています。そのいわれはそれぞれ異なり、一つには人々の暮らしに欠かせない生活と深いかかわりがあったと考えられています。また、神として信仰されるようにもなり、「牛神」と呼ばれる信仰もその一つです。番組では地域に伝わる「牛」の文化をご紹介します。
◆第380回
『プラネタリウムが映したもうひとつの星空』(令和5年10月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
2023年はプラネタリウムが生まれてちょうど100周年。この100年間、満天の星空を人々に届け、愛されてきたプラネタリウムにはどんな歴史があるのでしょうか。今回はプラネタリウムが映したもうひとつの星空100年の歴史を振り返ります。
◆第379回
『「虎石山能引寺」 鳥取県八頭郡八頭町 』(令和5年9月後半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
鳥取県八頭郡八頭町にある大江谷の奥には虎石山能引寺というお寺があります。この虎石山能引寺は、日本三大仇討ちのひとつ「曽我物語」に登場する「虎御前」ゆかりの寺と言われており、「虎御前」のお墓に願いをかけると美人になれ良縁に恵まれるとの伝説があります。今回番組では、虎石山能引寺及びその周辺地域を巡ります。
◆第378回
『草野鍛冶の歴史』(令和5年9月前半)
制作:ZTV
滋賀県長浜市鍛冶屋町は、その名の通り鍛冶で栄えたまち。戦国時代にこの地で作られた槍は「草野槍」と呼ばれ、実戦用の武器として戦でも使用されたとされています。その後、農具をつくる野鍛冶へと姿を変え、昭和までその歴史は続きました。一度廃業したものの、現在は観光の一環として鍛冶屋町に残る「草野鍛冶」の歴史をご紹介します。
◆第377回
『伊賀上野城天守 上棟の日』(令和5年8月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
現在の伊賀上野城(伊賀文化産業城)は、昭和10年(1935年)に川崎克氏が私財を投じて建てたものです。
近年、木造天守の上棟式の映像が伊賀市に寄贈されました。今年は上棟式から90年にあたります。
番組では寄贈された16ミリフィルムをベースに昭和初期の町並みや建築秘話、上棟式の様子をご紹介します。
◆第376回
『高槻の歴史にふれる~高槻城と城下町の暮らし~』(令和5年8月前半)
制作:J:COM
京都・大阪間の交通の要所として栄えてきた高槻。
江戸時代には高槻城の城下町として賑わいをみせ、今もなお昔の面影を色濃く残しています。
高槻城三の丸跡の一角に建つ「しろあと歴史館」の展示を通して、城下町・高槻の歴史をご紹介します。
◆第375回
『Who arrived in 御着』(令和5年7月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
姫路の東部にある旧山陽道の宿場町「御着」。地名の由来は諸説あり、そのほとんどが「ある高貴なお方が着いた」というもの。さらに戦国武将黒田官兵衛にもゆかりがあると言われています。番組では、この町の歴史をたどります。お楽しみに!
◆第374回
『水の神が棲まう聖域 天川村』(令和5年7月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
奈良県南部に位置する天川村。その美しい名は「古来より神々が棲む天上の国」と「村を流れる清冽な川」が由来とされます。その天川村には、日本三大弁財天の一つ天河大辧財天社があります。芸能の神として信仰を集めるこの場所には「来るべき時期が来ないとたどり着けない」「神様に呼ばれた人が行くところ」といった言い伝えがあり、神代の神宝「五十鈴(いすず)」が祀られています。五十鈴の音色に隠された「神」と「水」との不思議な繋がりを紐解きながら神秘の郷、天川村を巡ります。
◆第373回
『棋士のまち 加古川』(令和5年6月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
加古川市は古くから将棋が盛んな地域で、子供からお年寄りまで熱心な愛好家が多く、様々な大会や教室が開かれています。
加古川出身・在住者からは現在6名がプロ棋士として活躍しており、市は「棋士のまち 加古川」を掲げ、将棋を取り入れたまちづくりを進めています。是非お楽しみください。
◆第372回
『現代に蘇る中世城館跡』(令和5年6月前半)
制作:アドバンスコープ
鎌倉・室町から戦国時代にいたるまでの中世の頃、全国各地で土地の有力者・土豪が自身の領土を守るため、
防護を備えた館を築いていました。これらは中世城館と呼ばれ、その城跡は多く点在します。
番組では三重県名張市竜口に残る中世城館跡と後世に残すための地域の取り組みをご紹介します。
◆第371回
『石垣から見る岸和田城』(令和5年5月後半)
制作:テレビ岸和田
城に訪れると真っ先に目につくのが天守閣。何層にもなった天守は、城の象徴ではないでしょうか。少し視線を下げたその先には、城を支える石垣があります。城郭をつくるうえで、無くてはならない存在です。大阪・岸和田城は築城の時期や築城者は不明な点が多いのですが、戦国時代の末期には居城として使われていたとされています。5層であった天守閣は文政10(1827)年に落雷で焼失。明治維新期には、櫓や門など城郭施設を自ら破壊したため、近世以前の構造物は堀と石垣以外には残存していません。番組では、残された石垣から城がどのように築かれてきたのかに迫ります。
◆第370回
『人形芝居のルーツとミライ』(令和5年5月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
文楽・浄瑠璃など人形芝居のルーツと考えられている兵庫県西宮市の「えびすかき」。今回は「えびすかき」を復活させた「人形芝居えびす座」の活動を紹介します。また伝統的な「えびすかき」と現代のロボットクリエーターの卵とのコラボレーションも番組内で実現。人形芝居とロボット開発との共通点を探ります。
◆第369回
『「成田山青龍寺」 鳥取県八頭郡八頭町』(令和5年4月後半)
制作:全関西ケーブルビジョン
鳥取県八頭郡八頭町にある「成田山青龍寺」は、710年(和銅三年)に元明天皇の勅命により行基菩薩が創建したのが始まりで、元々は浄光寺(城光寺)と称されていました。明治時代に、現在の「成田山青龍寺」と改称され、以来「因幡の成田山」として信仰を集めています。また代々受け継がれた「城光寺縁起」には、天照大神を道案内した白兎 「もう一つの白兎伝説」が伝えられています。真言宗のお寺ながら、神社の社殿を移築し本堂内に有している全国でも珍しいお寺です。今回は「成田山青龍寺」についてご紹介します。
◆第368回
『最高級の炭「紀州備長炭」の歴史』(令和5年4月前半)
制作:ZTV
最高品質の木炭として全国に知られている「紀州備長炭」。江戸時代から続く和歌山県の特産物のひとつで、製炭技術は県の無形民俗文化財にも指定されています。高い人気を誇る「紀州備長炭」の歴史と、途切れることなく受け継がれてきた技術と工夫をご紹介します。
◆第367回
『伊賀と戦争 戦地に赴いた人たち』(令和5年3月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
満州事変に始まる15年戦争は、日中戦争の勃発とともに伊賀の人びとも戦争に巻き込んでいきました。戦局の悪化とともにアジア・太平洋の戦地で命を失った人びとや伊賀の軍事施設など、伊賀と戦争について記録と証言からお伝えします。
◆第366回
『史跡 今城塚古墳~大王の杜を巡る~』(令和5年3月前半)
制作:JCOM
大阪府高槻市に位置する日本を代表する歴史遺産、今城塚古墳(いましろづかこふん)。6世紀前半の大王墓がなぜこの地域につくられたのか。被葬者とされる継体大王の登場から葬送儀礼、埴輪窯・形象埴輪など、古墳時代の歴史・文化をご紹介します。
◆第365回
『姫路城に縁のあるお姫様「千姫」』(令和5年2月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
千姫は徳川家康の孫娘であり、父は2代将軍・秀忠、母は織田家の血を引く浅井三姉妹のお江の方。恵まれた血筋に生まれましたが、その人生は波乱に満ちたものでした。7歳で豊臣秀吉の子・秀頼と結婚するも、1615年大阪夏の陣にて豊臣家は滅亡。かわいい孫娘を想う家康の計らいで、千姫は燃え広がる大阪城から救出されます。その後1617年本多忠刻と出会い、恋愛をへて再婚し姫路へ。二人の子宝に恵まれます。当時は大名の恋愛結婚が異例であったこともあり、姫路城での生活は千姫にとって、人生で一番穏やかに過ごした時期とされています。番組では、姫路に残る史跡から「千姫」の足跡をたどります。
◆第364回
『「用の美」を楽しむ 奈良 赤膚焼』』(令和5年2月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
奈良市五条山(赤膚山)一帯の丘陵で作られている赤膚焼。その歴史は豊臣秀吉の弟で、大和郡山城主であった豊臣秀長が赤膚山に陶工を招き茶器を焼かせたのが始まりと言われています。乳白色の柔らかい風合いと可愛らしい奈良絵が特徴的な赤膚焼。使うことでよりいっそう美しさを増す焼き物として地元の人々に愛されてきました。今回は奈良に現存する最古の窯元を訪ね赤膚焼の歴史と魅力をご紹介します。
◆第363回
『発明家 大西唯次』(令和5年1月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
兵庫県高砂市で研究に勤しんだ発明家 大西唯次。 現在のヘリコプターに相当する「垂直飛行機」を発明し、1935年には特許権を獲得するなど、偉大な功績を残しましたが、当時の戦時下の影響により、彼の発明が日の目を見ることありませんでした。 彼の残した足跡は現代の私たちに何を伝えてくれるのでしょうか。
◆第362回
『時を経て根づく 名張の巨木・名木』(令和5年1月前半)
制作:アドバンスコープ
神社仏閣に由来する菩提樹や神木など私たちの暮らしのなかには土地に根付き、時を経て今も残る名木があります。今回番組では、三重県名張市に残る数ある巨木や名木から幾つかをご紹介します。お楽しみください。
◆第361回
『人々に親しまれ続ける久米田池』(令和4年12月後半)
制作:テレビ岸和田
大阪府岸和田市の市街地の中にある久米田池。大阪府内で、最も大きい面積のため池です。
この池は、奈良時代の僧・行基が14年の歳月をかけて造ったとされ、農業のかんがい用として大きな役割を持っています。
池を管理する施設として建てられたのが隆池院(りゅうちいん)という寺で、現在の久米田寺にあたります。
この寺も古くから人々に親しまれており、現在でも年に1度、管理に携わってきた流域のまちのだんじりが集まる「行基参り」が行われています。今回は、人々に親しまれ続ける久米田池をご紹介します。
◆第360回
『実はいろいろあるんです ひらがなの歴史』(令和4年12月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
「ひらがな」の歴史は古く、9世紀ごろから「万葉がな」をくずして簡単にした文字が使われるようなったと言われています。
番組では、市立伊丹ミュージアムで「くずし字」を通して「ひらがな」の歴史について学びます。
◆第359回
『京都府京丹後市「てくてく我がまち再発見・こまねこウォーク」』(令和4年11月後半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
京都府京丹後市では、10月23日(日)に『てくてく我がまち再発見・こまねこウォーク「峯山藩立藩400年京極家ゆかりの地を歩く」』と題した、
街歩きのイベントが行われました。同市のイベント「こまねこまつり」に合わせて、京丹後市観光公社羽衣ステーションと、こまねこまつり実行委員会が共催で行われました。地域にある名所旧跡を訪ねることで、町の歴史を知り活性化に役立てようとするこの企画。
今回は、京極家ゆかりの地を歩き、地域の歴史に触れるとともに、この取り組みについてご紹介します。
◆第358回
『江戸時代の“ゆるキャラ”?「大津絵」』(令和4年11月前半)
制作:ZTV
江戸時代、大津の代表的なお土産物として生まれた民俗絵画「大津絵」。
筆で描かれたシンプルな絵の中に、多くの教訓や示唆を含んでいて、東海道のお土産物として全国に広まりました。
そのどこか“ゆるい”絵の裏には、過酷な街道の土産物競争の中で磨かれた、職人たちの工夫と努力がつまっていました。
今回は「大津絵」の歴史と、その魅力をご紹介します。
明治の洋風木造建築を今に伝える三重県立上野高等学校の”明治校舎”。この建物を校舎にした第三中学校は「伊賀に中学校を」という人々の悲願によって設立されました。阿山郡立高等女学校もその後に続きます。番組では、伊賀における初等中学校設立の経過をお伝えします。
◆第357回
『伊賀に初等中学校を!』(令和4年10月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
明治の洋風木造建築を今に伝える三重県立上野高等学校の”明治校舎”。この建物を校舎にした第三中学校は「伊賀に中学校を」という人々の悲願によって設立されました。阿山郡立高等女学校もその後に続きます。番組では、伊賀における初等中学校設立の経過をお伝えします。
◆第356回
『若一神社~平清盛ゆかりの地へ~』(令和4年10月前半)
制作:JCOM
京都市下京区にある若一神社(にゃくいちじんじゃ)。平清盛が創建した社は開運出世の神様であり、社前の御神木である楠の大樹では、座敷わらしに出会えるとか。今回は、平清盛ゆかりのパワースポットをご紹介します。
◆第355回
『播磨の巡礼道』(令和4年9月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
江戸時代、18世紀から19世紀には年間およそ2万人の老若男女が巡礼を行っていたといわれる西国三十三所の観音霊場。今回番組では、播磨の二十七番札所・書写山から丹波の二十八番札所・成相山を結ぶ巡礼道を巡ります。各所に点在する道標や石仏を紹介しながら往時をしのびます。
◆第354回
『伝統芸能継承~狂言大藏流~』(令和4年9月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
奈良は「能楽」のルーツの地。能楽は「能」「狂言」「式三番(しきさんば)」の総称で、世界最古の舞台芸能として2008年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。説法やおとぎ話を元に笑いや風刺を取り入れた会話劇「狂言」は、現在二つの流儀に分かれその一つが大和猿楽系の狂言を伝える流儀「大藏流」です。奈良町の一角には、江戸時代終わり頃まで大藏流宗家の屋敷があり、その名残が今も残されています。芸や技の「継承」と精神を引き継ぐ「承継」を地域とともに取り込む、狂言大藏流をご紹介します。
◆第353回
『日本最古の国営ワイナリー 播州葡萄園』(令和4年8月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
豊かな田園風景が広がる加古郡稲美町。 町の中心地から離れたところに、少し変わった名前の「葡萄園池」があります。 実はかつてこの地には日本最古の国営ワイナリーが存在していました。明治時代に国家プロジェクトとして進められたワイン造りは何故この地に根付かなかったのか。今も残る貴重な資料と共に振り返っていきます。
◆第352回
『薦生遺跡にみる古代・中世の名張』(令和4年8月前半)
制作:アドバンスコープ
奈良県の県境、三重県名張市の薦生で発掘された平安時代の遺跡。番組では古代・中世の名張の歴史をひも解きます。是非お楽しみください。
◆第351回
『原生林を後世へつなぐ 和泉葛城山 ブナ林』(令和4年7月後半)
制作:テレビ岸和田
大阪府と和歌山県をまたぐ「和泉葛城山」。標高858メートルの山頂付近には、冷温帯の地域で育つとされるブナ林が広がっています。
比較的標高が低く、生育できる南限域に近い場所でブナの原始林があるとして、大正12(1923)年、国の天然記念物に指定されました。
山頂には八大龍王を祀る神社があり、その周辺は古くから人々によって守られてきたと言われてます。
番組では、来年 天然記念物指定100年を迎えるブナ林と、その環境を次の世代につなぐ取り組みを行う人々をご紹介します。
◆第350回
『あなたの弥生ライフをより豊かに 弥生土器のススメ』(令和4年7月前半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
丈夫で軽い弥生土器。弥生土器が生まれた背景とその特色について、尼崎市立歴史博物館 田能資料館の協力でご紹介します。
◆第349回
『京都府京丹後市丹後町「大成古墳群」』(令和4年6月後半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
京都府京丹後市丹後町にある「大成古墳群(おおなるこふんぐん)」は、日本海を見下ろす高台にあり、6世紀末から7世紀初めにかけての13基の横穴式石室墳からなる古墳群で、京丹後市指定文化財に指定されています。
全長8.7mある八号墳は石室の規模が最も大きく、様々な副葬品が出土しました。石室の石材のほとんどが台地の岩盤である玄武岩や安山岩の自然石が使われています。
日本海を一望できる絶景スポットで、展望所も設置されており、全国屈指の大きさを誇る柱状節理の玄武岩である「立岩」も眺めることが出来ます。番組では「大成古墳群」の成り立ちや現在の様子についてご紹介します。
◆第348回
『「伊勢市河崎」~お伊勢さんの問屋街~』(令和4年6月前半)
制作:ZTV
伊勢の中心を流れる勢田川の水運を活かし、特に江戸時代に参宮客への物資供給地として発展を遂げた伊勢市河崎地区。
問屋街としての役目を終えた現在も、蔵や町屋が川の両岸に立ち並ぶ景観は地区によって守られています。
番組では伊勢市河崎の問屋街としての歴史を取材。お伊勢参りと併せて楽しみたい伊勢の歴史スポット、河崎についてご紹介します。
◆第347回
『伊賀国(いがのくに)誕生への道』(令和4年5月後半)
制作:伊賀上野ケーブルテレビ
701年大宝律令ができ律令国家となると、国ごとに国府と呼ばれる役所ができました。それまでの古墳時代には、地域ごとに有力豪族が古墳をつくり、力を競っていた伊賀地域。各地の古墳分布を探りながら、伊賀国誕生への道をたどります。
◆第346回
『紀州街道と水間街道(貝塚市)』(令和4年5月前半)
制作:JCOM
大阪府南部に位置する貝塚市。その市内には南北に走る紀州街道と東西に走る水間街道の二つの「みち」があります。
その二つの「みち」を散策し、「古いものと新しいもの」貝塚市の歴史に触れます。
◆第345回
『フランス柔道の父 川石酒造之助』(令和4年4月後半)
制作:姫路ケーブルテレビ
2021年東京オリンピックの柔道混合団体で、日本は惜しくも銀メダルでした。では金メダルだったのは…、そう!フランスです。実はフランスは柔道が盛んな国。そのフランスに柔道を教え広め、柔道強国の礎を築いたのが、姫路市の造り酒屋に生まれた川石酒造之助なのです。酒造之助の意思を引き継ぐ姫路県立武道館や生まれ育った酒蔵を巡りながら、『フランス柔道の父』と言われる川石酒造之助の功績を辿ります。
◆第344回
『「餅飯殿」の由来 大峰山の大蛇退治伝説』(令和4年4月前半)
制作:近鉄ケーブルネットワーク
近鉄奈良駅からほど近く、猿沢池の西側に位置する「もちいどのセンター街」。奈良で最も古いといわれる、この商店街は所在地である餅飯殿町から名付けられました。「餅飯殿」少し不思議なこの地名は平安時代前期、大峰山の大蛇退治に由来があるとされています。民話や歴史的なスポットを周辺に残しつつも、近年ではガラス張りのチャレンジショップの誕生など新旧の文化が交差する、もちいどのセンター街。奈良の要衝の地として栄えたその歴史を覗いてみます。
◆第343回
『播磨の清流 加古川に架かる橋の歴史』(令和4年3月後半)
制作:BAN-BANネットワークス
播磨地域の中で最も大きい河川、加古川。
古くは暴れ川と呼ばれ、何度も橋が流失してきましたが、そのたびに形を変え、人々の往来を支えてきました。
現在、町の交通の中心を担う加古川橋は架け替え工事が進み、地域にとって大きな転換期を迎えています。
◆第342回
『衛生省設置を求めた医師 岩野森之助の生涯』(令和4年3月前半)
制作:アドバンスコープ
世界中に蔓延する新型コロナウイルスの猛威。
人類が初めて遭遇するこの異例の事態に、国内では様々な感染防止の対策が図られてきました。
日本における医療方針を総括管理する厚生労働省。
明治から大正・昭和と移り西洋文化を取り入れてきた日本では、新たな感染症の脅威に晒されてきました。
国民の健康を守るべく厚生労働省の前身となる衛生省の設置を国に求めた医師 岩野森之助をご紹介します。
◆第341回
『もうひとつの京都文化“西山文化”を巡る』(令和4年2月後半)
制作:洛西ケーブルビジョン
京都といえば、「東山」や「北山」といった観光・文化ゾーンが有名ですが、「西山」と呼ばれる地域・文化も存在し、豊かな歴史を紡いでいます。
京都と大阪の境、西山連峰のふもとの「西山」エリアは、風雅な自然に恵まれ、魅力的な寺社仏閣や名所も数多く擁しています。
長岡京を都に定めた「桓武天皇」や、平安六歌仙のひとり「在原業平」、玉の輿という言葉の由来となった徳川綱吉の母「桂昌院」など、歴史に名を遺す先人のゆかり深き地「西山」にスポットを当てます。
◆第340回◆
『街並みに見る 時代の面影』(令和4年2月前半)
制作:テレビ岸和田
江戸時代、城下町として栄えた岸和田市。近代には紡績産業を中心に繁栄をとげました。
番組ではそんな街並みに残る歴史的建造物を訪ねます。
◆第339回◆
『パン食文化が花開いたマチ 大阪西区堀江』(令和4年1月後半)
制作:ベイ・コミュニケーションズ
明治時代の終わり頃から昭和初期まで大阪市内に40店舗を超えるパンの販売網を作り、大阪市民に親しまれた『マルキ号製パン』。
番組では東洋一のパン工場と謳われたその歴史についてご紹介します。
◆第338回◆
『現代に受け継がれる「丹後ちりめん」京都府京丹後市』(令和4年1月前半)
制作:全関西ケーブルテレビジョン
京都府北部の丹後地方に伝わる絹織物は「丹後ちりめん」と呼ばれ、「シボ」を特徴とする優れた白生地として知られています。
国内に流通する和装地では、およそ70%のシェアを誇る地域を代表する特産物です。
その歴史は長く1720年に郷土人らの手によって生み出され、300年を迎えた今では和装分野にとどまらず、洋装、インテリア分野などへ拡がりを見せ、職人たちの技術・感性から創り出される多様性のある織物は、国内外の名だたるブランドからも高い評価を受けています。
今回は、このちりめん技法をもたらした一人、絹屋佐平治の奉納した「縮み布」が残る禅定寺を訪ね、丹後ちりめんの歴史とこれからについてご紹介します。