インターネットの速度が遅いと感じるとき
よくあるご原因を内容別に掲載しています。
インターネット速度低下でお困りの方は、是非ご参考にしてください。
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処理能力不足によるフリーズや、熱暴走等で無線LAN(WiFiルーター)が誤動作
無線LANの電源コンセントを抜き差しして、ルーターを再起動してください。
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Windows/iOS/Andoroidのシステムアップデートによる帯域占有
システムアップデートに通信を占有され、インターネットの速度が遅くなることがあります。
ライトコースをご利用の場合、システムアップデートに時間がかかります。
システムアップデートの時間が長くなることと、通常の速度が遅い事で常にインターネットの速度が遅い場合があります。
レギュラーコース以上・光インターネット等の速度が速いコースに増速をお勧めします。 -
無線周波数・チャンネル競合
周辺で多くの無線LANが利用されている場合、周波数・チャンネルの競合により、速度が低下することがあります。
メーカに確認し、チャンネルの変更や無線LANの向き・設置場所を変更してください。- 5GHz帯では、遮蔽物による影響を受けやすくなります。
- 2.4GHz帯では、電子レンジ・USB3.0・4K放送波・Bluetooth機器・コードレス電話機に干渉することがあります。
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無線ルーターの設置場所の問題
無線ルーターの設置場所を下記の場所から変更してください。
- 棚の中
- 金属で囲まれた場所
- 周辺温度が高い場所
- 電子レンジ等の電波を発する機器の側
- ハードディスク等、USB3.0機器の側
2.4Ghz帯のWiFiは、USB3.0機器から発生するノイズに非常に弱い
- 鏡・水槽の近く
土壁等で電波が水分に吸収されることもあります。
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ルーターファームウェアの不具合
無線ルーターファームウェアの不具合により、速度低下が起こる場合があります。
新しいファームウェアに更新する事で不具合が改善されることがあります。詳細についてはお持ちのWiFiルーターメーカーにご確認ください。
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WiFi設定情報が破損
WiFi設定情報が破損し、インターネットに繋らない・速度低下などの誤動作が発生する事があります。
無線LANの接続を再設定してください。 -
電波が弱くなってしまっている
電波が弱くなってしまっている場合は、無線LAN中継機を設置することで改善することがあります。
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同時接続による問題
一般的なルーターの同時セッション数は2048~4096ですのでタブが多いとそれだけセッション不足に陥りやすくパケットロスが発生します。
- 1端末(ユーザー)が使用するセッション数は、おおよそ200から300程度。
- Googleマップ・・・・80~100セッション程度。
- Youtube・・・50セッション程度。
- ニコニコ動画・・・80セッション程度。
- iTunes・・・200セッション程度。
何台かのパソコンやスマートフォン(無線LAN利用時)でインターネットにアクセスしている場合、速度が遅くなってしまいます。
特に、動画などの情報量が多いものを見ていると速度に大きな影響が出ます。使用時間が集中しないように、時間をずらして使うといった工夫をしてみてください。 -
無線ルーターの処理能力の限界
同時利用できる電波のチャンネル数の制約・ルーター内の処理速度が追いつかない等が原因で速度低下が起こることがあります。
無線LANルーターに同時に接続できるのはご利用の機種によりますが、一般的に5~10台程度が多いです。 -
同時接続方式の問題
同時接続できない機器の場合、通信待ちが発生し、情報量によって待ち時間が多くなります。
①SU-MIMO(シングルユーザMIMO)の場合
端末1台1台との間を順次切り替えながら「時分割多重」で通信するため、端末の台数が増えるほど通信速度が低下します。②MU-MIMO(マルチユーザMIMO)11acで進化した「MU-MIMO」
NEC Aterm 対応機種 WG2600HP3/WG2600HS/WG1200HP3/WG1200HS3
電波干渉が起きないよう位相をずらして複数の信号波をビームフォーミングで送信。
「空間多重」によって、複数台の同時通信を可能にしますAterm Station
http://www.aterm.jp/product/atermstation/special/11ac/tech.html -
LANケーブルの経年劣化
LANケーブルの経年劣化により、速度低下の原因になることがあります。
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別の無線LANに接続されている
お客様宅に設置している無線LANに接続されていない可能性があります。
スマートフォンの場合、アルファベット順に並ぶ為、繋いだ事があるSSIDの無線LANに自動で接続されます。①iOSの場合
「Wi-Fiアシスト」がONになっているとき、Wi-Fiの接続状況が悪いと自動的にモバイルデータ通信を使用します。②Androidの場合
「モバイルデータを常にONにする」がONになっているとき、Wi-Fiの接続状況が悪いと自動的にモバイルデータ通信を使用します。 -
接続しているWEBページが混雑している
特定のWebサイトでアクセスが集中しているときやWebサイトがメンテナンス中の場合は、速度に関わらずページの表示が遅くなることがあります。
時間をおいてから、または違う時間帯に、再度アクセスしてみてください。 -
ご利用機器(PC・スマホ・タブレット等)のアップデートによる速度低下
ドライバやハードに問題が発生している可能性があります。新しいドライバに更新することで速度低下が改善することがあります。
ご利用機器のメーカーにご確認ください。
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ブラウザのバージョンによる表示速度低下
ブラウザ更新により不具合が発生することがあります。
ブラウザ履歴を削除や、別のブラウザを利用することで表示速度が改善することがあります。 -
セキュリティソフトによる速度低下
セキュリティソフトがWebページにウイルスが無いかチェックを行っていることがあります。
また、セキュリティソフトを動作させるためのPC・スマホ・タブレット等の処理能力が足りない可能性があります。メモリの増設・機器の買い替え等が必要になる可能性があります。
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ウイルス感染による速度低下
セキュリティソフトでウイルスチェックを行ってください。
改善が見られない場合や、不明点があればサポートセンターまでご連絡ください。